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他のあらゆるどうしようもなさを認めても、『惡の華』は、あんな話なのにキャラクターのトラウマが一切存在しない(露わにしようとしない)という一点において、どこまでも私は評価する。物語ですべてを動かしていて、それは私の理想のひとつでもあるから。
- 作者: 押見修造
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/03/17
- メディア: コミック
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他のあらゆるどうしようもなさを認めても、『惡の華』は、あんな話なのにキャラクターのトラウマが一切存在しない(露わにしようとしない)という一点において、どこまでも私は評価する。物語ですべてを動かしていて、それは私の理想のひとつでもあるから。